どんな方におすすめ?
● 子供のことを愛おしく思えないときがある方
● きょうだいを平等に育てることに不安を感じる方
● 良い親とはどんな親なのか、とても悩んでしまう方
● 悩みや不安を相談できる人がいない方
この書籍から学べること
本書は、七田式主宰の七田厚と心理カウンセラーの澤谷 鑛氏による共著です。
子育てとは、本来とても楽しく、尊いものですが、悩み、不安を抱えている親御さんも多くいらっしゃるのも事実です。なかには親の愛情が正しく伝わっていないこともあります。
子供の心を受け止め、親の愛情がしっかりと伝わっている限り、子育てに大きな問題や悩みなどは生じないものです。親のあり方がケース別に具体的に学べます。
この書籍の特徴
子供の成長を温かく見守り、すくすくと育てるための親のあり方、具体的な子供との接し方などを81の質問に対して一つひとつ丁寧に解説し答えていくという構成でできています。
最初から順番に読むという読み方だけでなく、まずは、自分が一番必要としている回答を得るために、そのQ&Aを探すといった読み方もよいでしょう。本書は、2部構成で、著者の二人それぞれの専門性が活かされた七田式と親子心理学が融合された書です。
目次
まえがき ちょっと見方を変え、コツをつかむと、子育ては楽しい!
【第1部】お母さんの心が軽くなる子育てのあれこれ Q & A(七田厚)
第1章 お母さんはいつも孤軍奮闘
第2章 上手な叱り方とほめ方、教えてください
第3章 うちの子、ちょっと心配なんです・・・
第4章 暮らしと食事のリズムをつくるコツは?
第5章 上の子VS下の子、どうすれば?
物語1 お母さんの心が迷子になるとき
物語2 寂しさと切なさに隠れていた本当の気持ち
物語3 わが子にしていることは自分がされたこと
物語4 大きな傷を負った心が帰るべき場所は・・・
物語5 愛されていないという思い込みをほぐす
あとがき 七田眞先生の思い出
商品のQ&A
Q. 5歳と0歳の二人の姉妹を子育て中です。最近生まれた0歳の下の子に上の子がやきもちをやいているようで、急に怒ったり、泣いたりします。
A. 上の子供は、やはり何かとがまんしていることも多いものです。それまでは、ママの愛情をひとり占めできたのに、下の子が生まれてからは、そうもいきませんから寂しく思うこともあるでしょう。上のお子さまをとがめたり、無理にやめさせようとするのではなく、今はできるだけ上のお子さまの気持ちを汲んで、しっかりとスキンシップをとり、心を満たしてあげましょう。
Q. 近くに親類などもおらず、子育ての不安や悩みを打ち明ける相手もあまりいません。
A. 本書は、多くの親御さま、特にお母さまからのご質問やお悩みなどに答えさせていただいております。たとえば、「家事で手が離せないときに、子供を泣かせたままでよいのか」「子育てや家事に協力してくれない夫に対する思い」「子供を叱った後も、その怒りが続いてしまう」「ひとりっ子の育て方についての悩み」などと、Q&Aも多岐にわたっており、具体的な回答が二人の著者から示されています。わが子を思えばこその迷いや不安を一人ですべて抱え込むことはありません。本書がその一助になれば幸いです。
商品仕様
- 澤谷鑛(こう)・七田厚共著
- 学研パブリッシング
- 239ページ
- 商品番号:101043