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積木はいつから取り組む?
積木による発達効果と最適な取り組み方

積木はいつから取り組む?積木による発達効果と最適な取り組み方

目次

積木は何歳から?

積木の取り組みは0歳から取り組むことができます。 手で触り、握り、持ち、移動させ、置くことでさまざまな力を身につけることができます。

生まれたばかりの子供にとって、世界は未知のものばかりです。その中で、積木は視覚・触覚・聴覚などの五感を刺激する最適な教材の一つです。

生まれて間もない頃は、まだ積木を持つことはできませんが、カラフルな色や木製の温かみのある触感に、興味を示す子供は少なくありません。やがて、手を伸ばして触ったり、口に運んでみたりするようになります。
これは、子供が外の世界を認識し、自分がいる世界について学ぼうとする自然な行動です。

そして、月齢が進むにつれて、握る力が発達し、積木を握れるようになります。最初は短い時間しか持てなくても、繰り返し遊ぶうちに、握る力や指先の器用さが育まれ、長い時間持てるようになります。
さらに、積木を打ち鳴らしたり、他のものに叩きつけたりすることで、物体の重さや硬さ、音の違いなどを学び取っていきます。

積木遊びを通して、多くのことを経験し、学習していきます。この時期の積木遊びは、その後の発達に大きく影響を与える重要なものといえるでしょう。

積木による発達効果

積木遊びは、単なる遊びではなく、子供のさまざまな能力の発達を促す効果があります。

巧緻性(手先の器用さ)

手は「第二の脳」と呼ばれるほど、人間の体の中でもっとも感覚器が集まっています。 積木を並べたり、積み上げたり、組み合わせたりすることで、巧緻性を高めることができます。巧緻性の発達は、鉛筆や箸を上手に使えるようになるなど、日常生活におけるさまざまな動作の基礎となります。

子供は、積木遊びを通して、目と手の協調運動も自然と身につけていきます。積木を目標の場所に置いたり、積み上げたりするためには、目で見た情報を脳で処理し、手に正確に指令を出す必要があります。
この一連の動作を繰り返すことで、目と手の連動がスムーズになり、運動能力の向上にもつながります。

集中力

自由に遊んだり、問題に取り組んだりすることで、集中力を育てることができます。

最初は短い時間でも、積木に熱中して遊ぶうちに、自然と集中力が養われていきます。 高く積み上げようと頑張ったり、複雑な形を作ろうと試行錯誤したりする中で、集中力はさらに高まります。

また、積木遊びは、子供の自主性も育みます。大人が指示するのではなく、子供が自分のアイデアで自由に遊べる点が、積木遊びの魅力の一つです。自分の思い通りに積木を動かしたり、形を作ったりする中で、達成感を味わい、さらに遊びに集中するようになります。

空間認識力

遊びながら、空間認識力を身につけることができます。

積木を積み上げたり、並べたりする中で、自然と空間認識力を身につけていきます。
例えば、積木を高く積み上げるには、土台となる部分を広く作る必要があることを、経験をとおして学んでいきます。

また、平面上に置かれた積木を見て、それが立体的にどのように組み合わさっているのかを理解するのも、空間認識力を育む上で重要な経験です。さらに、積木を崩さないように、慎重に積み重ねていくことで、バランス感覚も同時に養うことができます。

記憶力

取り組みの一つとして、絵を見て、積木の並べ方を覚えることで、記憶力を高めることができます。

「赤、青、黄色の順番で積木を並べてみよう」 と声かけしたり、簡単な絵を見せて、その通りに積木を並べさせたりするのも良いでしょう。遊びを通して記憶力を鍛えることで、子供は楽しみながら学習することができます。

さらに、親子で一緒に積木を使い、記憶ゲームを楽しむのもおすすめです。
親が積木で簡単な形を作り、子供にそれを覚えさせます。そして、子供が目を閉じている間に、一部の積木の位置を変えたり、数を増やしたりします。目を開けた子供は、どこが変わったかを当てるゲームです。

推理力・思考力

見本と同じように積木を置いたり、違う方向から見るとどのような形に見えるか考えたりすることで、推理力、思考力を高めることができます。

最初は簡単な形から始め、徐々に複雑な形に挑戦することで、子供の思考力を効果的に育むことができます。
また「この形を作るには、あと何個積木が必要かな?」と問いかけることで、数量感覚を養うことにもつながります。

積木を組み合わせて、家や車など、身の回りのものを作らせてみるのも良いでしょう。子供は想像力を働かせ、自由な発想で作品を作り上げていきます。完成した作品について、 「これは何を作ったの?」「どんなところを工夫したの?」 などと質問することで、子供の表現力やコミュニケーション能力を育むことにもつながります。

積木による発達効果

積木の取り組み方

自由に遊びましょう

触ったり、握ったり、積み重ねたり、並べたりして、自由に遊びましょう。

0歳のうちは、大人が遊び方を教えなくても、赤ちゃんは積木を手に取って、感触を楽しんだり、口に入れたり、叩き合わせたりと、五感をフル活用して遊びます。これは、子供自身のペースで、積木の可能性を探っている大切な過程です。

この時期は、子供の行動を温かく見守りながら、自由に遊ばせてあげましょう。 「危ない!」「それはダメ!」と過度に制限してしまうと、子供の好奇心や探求心を阻害してしまう可能性があります。 安全に配慮しながら、自主性を尊重することが大切です。

まねっこ遊び

おうちの方が作った見本の真似をして、同じ形を作りましょう。

1歳を過ぎると、大人の真似をして遊びたいという気持ちが芽生え始めます。積木遊びにおいても、大人が作った積木の塔を見て、同じように積み上げようとしたり、並べた積木を真似して並べてみたりするようになります。

「ママが作ったお家と一緒だね!」「パパの作った車みたい!」と、具体的にほめてあげましょう。子供の自尊心を育むだけでなく、言葉の発達を促すことにもつながります。

直観像

お手本をパッと見て再現することで、記憶力を向上させることができます。

お手本を一瞬だけ見せて、それを記憶し、同じように積木を並べていく遊びです。短時間で情報を記憶する能力、つまり直観像を鍛えるトレーニングになります。

最初は簡単な形から始め、徐々に複雑な形に挑戦していくと良いでしょう。また、時間制限を設けたり、正解数を競ったりすることで、ゲーム感覚で楽しく取り組むことができます。

見え方推理

いろいろな角度からの積木の見え方を推測します。

積木を複数組み合わせたものを、正面、横、上からなど、さまざまな角度から見て、その形を認識するトレーニングです。空間認識能力を高めるだけでなく、物の見え方は一つではないということを学ぶことができます。

「横から見ると、どんな風に見えるかな?」「上から見ると、何の形に見える?」と問いかけながら、子供と一緒に考える時間を持ちましょう。

積木の取り組み方

積木選びのポイント

素材

0歳から取り組むことができるため、赤ちゃんが口に持っていっても大丈夫なような素材にしましょう。 特に木製のものは肌触りのやさしいものだと良いでしょう。

赤ちゃんは、何でも口に入れて確かめようとします。そのため、積木を選ぶ際には、安全な素材であることが大前提です。塗料にも気を配り、口に入れても安全な自然由来の塗料が使われているか、塗装が剥がれにくい加工がされているかを確認しましょう。

子供の肌は柔らかいため、角がとがっているものは危険です。 積木遊び中に、誤ってケガをしてしまっては大変なため、できるだけ丸みを帯びているものを選びましょう。

大きさ

赤ちゃんでも取り組めるようなサイズが良いです。 大きすぎると持てませんし、小さすぎると誤飲をしてしまう危険性があります。 調度良いサイズにしましょう。

積木を重ねながら数を教えてあげることもできるため、10個以上あると良いでしょう。 20個ぐらいあるとちょうどよく重ねられて、楽しく取り組むことができます。

積木の数は、多ければ多いほど、遊び方の幅が広がります。高く積み上げたり、並べて道を作ったり、さまざまな遊び方ができます。また、色や形の種類が多いと、さらにバリエーションが広がります。

しらきのつみき

「数」の理解を促し、空間認識力が育つ教材です。 子供の手にぴったりで、握りやすく、触り心地も抜群の積木です。

七田式教育では、独自の『しらきのつみき』を推奨しています。これは、子供の発達段階に合わせた大きさ、形、色で構成されており、遊びながら自然と算数脳を育むことができるように工夫されています。

しらきのつみき

しらきのつみき

  • 0~6歳のお子さまにおすすめ
  • 子供の手にぴったりで、握りやすく、触り心地も抜群
  • プリント学習にも役立つ

2,640円(税込)

商品についてはこちら

基礎概念が身につく!

『しらきのつみき』を並べて積んで、手先の器用さや形を立体的に捉える力、数の概念を楽しく身につけることができます。

『しらきのつみき』は、白木のシンプルなデザインが特長です。これは、子供自身の想像力を掻き立てるだけでなく、色や模様に気を取られることなく、形や数に集中できるようにという意図があります。

付属カードで多彩な遊び方ができる!

『しらきのつみき』には、さまざまな遊び方が記載されたカードが付属しています。このカードを参考に、親子で一緒に考えながら取り組むことで、より効果的に子供の能力を引き出すことができます。

まとめ

積木は、0歳から使える、成長を大きく助けるおもちゃです。五感を刺激し、遊びを通して自然とさまざまな能力を育むことができる、まさに「遊びながら学ぶ」を実現する優れた教材といえるでしょう。

積木遊びは、単なる遊びではなく、子供の脳や身体の発達に良い影響を与えます。手で触り、握り、持ち上げる動作は、手先の器用さ(巧緻性)や目と手の協調運動を育みます。また、集中力、空間認識力、記憶力、推理力、思考力など、さまざまな能力の発達を促します。

積木遊びは、子供の自主性を尊重しながら、自由に遊ばせることが大切です。0歳のころは、積木を触ったり、口に入れたりするだけでも、五感を刺激する良い経験になります。成長に合わせて、大人が見本を見せたり、一緒に積木をしたり、「高く積めたね!」「お家ができたね!」と声をかけながら、楽しくコミュニケーションを取りながら遊びましょう。

積木を選ぶ際には、安全な素材、角が尖っていない形、子供にとって適切な大きさであることを確認しましょう。七田式では、白木のシンプルな『しらきのつみき』を推奨しています。これは、子供の発達段階に合わせた大きさ、形、色で構成されており、遊びながら自然と算数脳を育むことができるように工夫されています。付属のカードにはさまざまな遊び方が記載されており、親子で一緒に考えながら取り組むことで、より効果的に子供の能力を引き出すことができます。

積木は、子供の成長をサポートする、まさに魔法のおもちゃです。ぜひ、お子様に合った積木を選び、遊びを通してさまざまな能力を育んであげてください。

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