風邪やウィルスから体を守りたい季節。
同じ環境下にいても、風邪を引きやすい人とそうでない人がいます。
この違いを生むのが、免疫力の差です。
自己免疫力を高めて、元気に過ごしましょう!
酵素なくして生命なし
私たちの身体の中では、さまざまな生化学反応が起きて、初めて生命が維持されています。
例えば、食べた食物を消化することも、エネルギーを生み出すこともすべて生化学反応が起こって、生命を維持することができるのです。
そして、そのときに絶対必要なものが「酵素」です。
食べたものを消化・吸収するために重要な働きをしている酵素は、摂り込んだビタミン・ミネラルを働かせるためにも欠かせません。
酵素を摂って代謝を高める
体の代謝が低下すると、体内の細胞の入れ替えや再生がうまくいかなくなり、疲れやすく、不調を起こしやすい体になってしまいます。
代謝が良くなると、当然、免疫力も高まります。
代謝を高めるための最大のポイントは、酵素をたっぷり摂ることです。
酵素は体内で代謝を促進する大変重要な働きをしているので、酵素が十分にあると、病んでいる細胞の修復が速やかに行われ、不快な症状や疾病を防ぐことができます。
酵素は、生野菜や果物、生の魚や肉に多く含まれており、48~60 ℃の加熱でその効力を失ってしまうので、生のまま、これらの食材をしっかり摂ることが必要です。
また、納豆や漬物、味噌、キムチなどの発酵食品も、多くの酵素を摂ることができます。
酵素をたっぷり摂ることで代謝が高まり、自己免疫力を高めることができます。
酵素が不足すると・・・
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✔風邪を引きやすい
✔便秘、下痢気味
✔肌荒れやニキビなど肌トラブルがある
✔冷え性
✔疲れやすく、めまいがする
腸は健康の要
病気の大部分は腸でつくられるといわれるくらい、腸が健康にとって重要な器官です。
また、脳とも密接なつながりがあり、「第二の脳」とも呼ばれています。
しかし、現代の生活は腸にダメージを与える要因にあふれています。
免疫細胞の約7割は腸にあるので、腸を整えることで免疫力が高まります。
腸の働きを知り、また、自分自身の状態を把握することで、腸を元気にして病気を遠ざけましょう。
腸内環境が悪くなると・・・
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✔風邪を引きやすい
✔便秘、下痢気味
✔肌荒れやニキビなど肌トラブルがある
✔イライラしやすい
✔集中力が低下する
腸内環境の改善には
腸内環境を良く保つには、3つのことを心がけましょう。
- 1食事の改善
「まごわやさしい」の食材をバランスよく摂るように心がけ、便秘気味の方は、食物繊維を多く含む野菜や海藻類、未精製の穀物などを多めに摂りましょう。
消化に負担をかける肉類や、食品添加物が多く含まれた加工食品などは避けるようにしましょう。
また、乳酸菌が含まれているヨーグルトは腸に良いイメージがありますが、日本人の植生には、味噌や漬物などに含まれる植物性乳酸菌の方が合っています。 - 2便意を我慢しない
便秘は、便意が起きても我慢してしまうことで習慣化していきます。
便意を感じたら、すぐにトイレに行くように心がけましょう。
腸と脳は自律神経でつながっており、リラックスできていないと腸の蠕動運動がうまくいかないので、トイレではリラックスすることも大切です。 - 3ストレスを溜めない
腸と脳は相関関係にあり、脳が受けたストレスは腸にも伝わることから、腸は「第二の脳」と呼ばれています。
ストレスを受けた時に腹痛や便通異常が起こるのも、そのためです。
反対に、腸の調子が悪いと、その情報が脳にも伝わり、気分が落ち込みやすい、イライラしやすい、集中できないといった症状が起こります。
ストレスを溜めないような生活を心がけ、解消するようにしましょう。