今では、当たり前になりつつある、幼児期からの英語教育を、七田式では、30年以上前から実践してきました。
では、なぜ、英語教育は、幼児期から行わなければならないのでしょうか?
バイリンガルの子どもたちを10年間にわたって研究を重ねた、アメリカの言語学者レオポルドの言葉に、次のようなものがあります。
「外国語の習得は10歳を過ぎてからでも不可能ではないが、良い成績を修めることは稀である。なぜなら、それは反生理的であるから」
七田式では、0〜3歳までが言語習得の黄金期と考えています。0〜3歳であれば、ただCDを聴かせるだけでも、言語が自然に出てきます。
また、0〜3歳の黄金期を過ぎたからといって、英語を習得できないかというとそうではなく、七田式の正しいやり方で学べば、その後、自然と英語を習得できるようになります。
日本人は、非常に勤勉な国民です。
その一方で、多言語習得がとても苦手です。右の表は米国の英語検定機関「TOEFL」の2010年国別ランキングです。
このランキングの結果、日本は、アジアの国で、30か国中27位です。
これを国民性と捉える人もいますが、本当の理由は、「耳」にあります。
日本語の周波数は、125〜1,500ヘルツなのに対し、英語の周波数は2,000〜12,000ヘルツなので、日本語の環境に慣れてしまった日本人には、高周波の英語は、聞きとりにくいのです。
従って、中学、高校になって英語を勉強しても、なかなか身につかず、結局、テストのためだけに文法を覚える英語学習が中心になってしまいます。
これでは、社会に出てから役に立つ、「生の英会話」を習得したとは言えません。
生まれたばかりの赤ちゃんは、20〜20,000ヘルツまでの音を聴き取る敏感な聴覚機能を持っているのです。
人間は、聞きとれる音しか、発音できません。だからこそ、語学を学ぶのに一番良い時期は、聴覚機能の優れた、0〜3歳までの幼児期なのです。
この時期を逃すと、耳が日本語の環境に慣れてしまい、語学習得がだんだん難しくなります。
英語習得で最も重要なのは、聞くことです。
幼児の場合、ただ聞き流すだけでも、頭の中にインプットされます。
幼児期には、比類ない言語能力があり、旺盛な知識欲を持っています。
人間の一生のうちで、幼児期は、音に対しても、言葉に対しても、非常に敏感な時期です。
英語も、聞いているうちに非常に興味を示します。
また、大人には習得が難しい細かい発音、音の絶妙なニュアンス、リズム、イントネーションといったものを、実に正確に身につける能力が、幼児期にはあります。
まずは、聞かせることから始めてみましょう。
1980年代、パソコンができる人は極めて珍しいと思われていました。
パソコンのスキルは、「それが好きな人が身につけるもの」と思われてきました。
しかし、今では、「パソコンができなければ、就職できる会社が、かなり限定されてしまう」という状況にまでなりました。
これからの10〜20年間で、パソコンと同じような現象が、英語においても起きるといわれています。
今は、「英語を話せる人が珍しい人」ですが、これからは、「英語を話せるのが当たり前」という時代がやってくるのです。
これからの日本は少子高齢化の時代になります。
国内の市場は縮小傾向に向かい、企業は必然的に外国に出ていきます。
現在でも、外国人を積極的に雇用し、海外で活躍する日本企業も、かなりの数にのぼります。
大人になって、その必要性がわかっても、そこからでは、英語を習得するのは、困難なことです。
「さわこの時間」を娘が教えてくれます!
『さわこの一日』を2歳児の娘に聞かせています。
英語教材にしては、比較的安価なので、心配しましたが、この教材は素晴らしいです。2歳児のさわこと、お父さんお母さんの日常会話が英語になっていて、生活に取り入れやすい構成になっています。
高価なセット教材を買うよりは、絶対におすすめです。
CDが3枚あって、一日一枚、朝食後にかけ流していました。
私がCDをかけ流すのを忘れると、娘がCDのさわこちゃんの台詞をしゃべり始めて驚きました。
声優さんは、ネイティブな大人の方なので、発音もクリアなものが聞けて満足しています。
広島県 水谷 麗さん(仮名 2歳)のお母さま
日常生活で英語を披露してくれます!
『さわこの一日』を3歳の息子に聞かせて、時間のある時には、一緒にテキストを見ながらCDを聞き流していました。
最近では、朝起きると「Good morning, Mommy」と声をかけてくれたり、回っている洗濯機を見ながら「Around and around.」と嬉しそうにしています。聞き流す上にテキストを見ることで、言葉の意味も一緒に覚えているみたいです。短い文章をたくさん聞くので、言葉と意味を一緒に覚えることができるのかなと思っています。
神奈川県 吉田 俊くん(仮名 3歳)のお母さま
短いフレーズなので、無理なく覚えられる! 発音できる!
娘が2歳半になったころから「さわこの一日」を聞き始めました。
といっても、食事中や遊んでいるときにCDをかけ流しているだけです。子どもも最初は興味を示さなかったのですが、そのうち英語が耳に馴染んできたのか、いくつかの言葉をCDと一緒に言うようになりました!CDの英会話をまねして口に出すのが楽しい様子です。子どもが英語に親しめる環境が作れるならと始めたことですが、歌を自然に覚えるように、聞いた英語をそのまま発音しているのを見て、子どもの吸収力の素晴らしさに感心しています。
この教材を使う前に、いろいろな英語CDやDVDのサンプルを試してみました。歌が好きなので、英語の歌にしようと思っていたのですが、子どもの反応がいまひとつだったのと、短いフレーズの日常英会話を聞く方が、英語の回路ができると聞いたので、『さわこの一日』に決めました。内容も2〜3歳児の日常生活を再現した子どもに身近なものですし、本当に短い言葉なので、耳にすっと入って、口に出しやすいようです。マンガのようなテキストもついているので、会話の意味もわかりやすく、応用しやすいのではないかと思います。ずっと続けていったら、1年後、2年後どうなるのかと今から楽しみです。
山梨県 本田 真優 さん(仮名 2歳)のお母さま