「皮脳同根」や「皮膚は第二の脳」と言われるように、皮膚と脳は密接につながっており、心に大きな影響を与えています。 特に子供は生後7〜8か月まで感覚神経が未発達のため、皮膚刺激で脳全体が活性することがわかっています。 さらにこの時期は「共感覚」が発達しており、肌を通して母親の感情を汲み取り、それを自分の感情として捉えるので、出産後も「母子一体」なのです。

親子が触れ合うスキンシップは「アタッチメント（愛着行動）」の一つ。
自分を自分だと認識して自己形成を行うため、また、親子間で愛情を伝えるためにも大切な行動です。

スキンシップは自己認識を自己肯定感へと繋げる回路を形成します。
自己肯定感は自尊心や自己効力感ともいい、自分自身に満足し、自分を大切にできるようになります。

• ✔物事を前向きに捉えることができる
• ✔他者に受け入れられていると感じることができる
• ✔「できる」という自信を持てる

これらの気持ちを備えた子は、人間関係も社会生活もうまくいきやすくなります。 「ベビーマッサージ」は「アタッチメント行動」として、とても有用です。