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発語はいつから?七田式からみる赤ちゃんの言葉の発達と
年齢別の取り組み

発語はいつから?七田式からみる赤ちゃんの言葉の発達と年齢別の取り組み

目次

発語とは

発語とは、赤ちゃんが「意味のある言葉」を話せるようになることです。発語のタイミングは、個人差があり、その出方もそれぞれです。
適切な時期に、適切な取り組みをすることで発語を促せたり、話せる語彙数を増やすことができます。

喃語(なんご)との違い

喃語とは、「あー」や「うー」といった、 赤ちゃんが何かの意志を発するときに話す言葉 のことです。
発語とは違い、意味のある語彙としては聞き取れませんが、コミュニケーションをとろうとする第一歩です。 この時期にたくさんの語彙を教えてあげることで、それを話そうとする赤ちゃんの意志の表れにつながります ので、たくさんの言葉をかけてあげましょう。

発語はいつから?

個人差はありますが、目安としては10か月頃から意味のある言葉を一つ話せるようになります。
発達の早い子だと8か月頃からせるようになります。

一般的には、赤ちゃんは1歳前後で初めて「ママ」や「パパ」といった意味のある言葉を話し始めます。
しかし、発語の時期には個人差があり、遅い子では1歳半を過ぎてもなかなか言葉が出てこないこともあります。

大切なことは、焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて、言葉のシャワーをたくさん浴びせてあげることです。

発語はいつから

言葉の発達と適切な取り組み

生後2か月~7か月頃から

この時期の赤ちゃんは、まるでスポンジのように、あらゆることを吸収します。 さらに、喃語を使うようになり、頻繁に話すようになります。
この時期に重要なのは、五感を刺激するような豊かな経験をさせてあげることです。

七田式では、この時期からフラッシュカードを用いた取り組みを推奨しています。
フラッシュカードをたくさん見せてあげることで、赤ちゃんに多くの語彙をインプットしてあげることができます。
フラッシュカードは、 絵や文字のカードを短時間にたくさん見せることで、右脳を刺激し、記憶力や集中力、イメージ力を育む効果 があるとされています。

生後8か月~10か月頃から

この時期の赤ちゃんは、言葉と実物の世界がつながり始め、発語が始まってきます。お母さんを見て「まま」や、ご飯を見て「まんま」など意味のある語彙を徐々に話せるようになります。
さらに言葉だけでなく、表情や身振り手振りも使って、自分の気持ちを伝えようとします。笑顔を見せたり、泣いたり、怒ったり、感情表現も豊かになっていきます。
童謡などを一緒に歌うなどして楽しく取り組んであげる とよいでしょう。

この時期の取り組みとして、七田式では、童謡を歌ったり、絵本を読んだりすることを推奨しています。
リズムや音程の繰り返しが多い童謡は、赤ちゃんにとって心地よく、言葉やリズム感を自然と身につけることができます。

生後11か月~18か月頃から

この時期になると話せる単語が増え、「まま、いった」など二語文が話せるようになります。
この時期からは、「色」「図形」「大小」「数」「量」「空間認識」「比較」「順序」「時」「お金」など10の基礎概念を少しずつ教えていってあげます。
例えば、 色を指さし「赤だね」「青だね」と教えてあげたり、「丸いね」「四角いね」など形を言ってあげる ようにしましょう。

また、単語を二つつなげて話す「二語文」も話すようになります。 赤いおもちゃで遊びながら「赤い車だね」「丸いボールだね」と語りかけたり、積み木を積み重ねながら「大きいね」「小さいね」 と教えてあげましょう。

生後18か月頃から

この時期以降だとさらに種類が増え、次第に「まま、あっち、いった」など三語文も話せるようになります。
三語文を話し始めるようになると、言葉で自分の考えや気持ちを伝えられるようになってきます。
「ママ、おやつ、食べたい」「パパ、あっち、行こう」など 、より複雑な表現ができるようになるでしょう。

この時期からは絵本を読み聞かせてあげることで、語彙だけでなく、物語を通してしつけや道徳的な部分も少しずつ学んでいくことができます。
絵本は、子供の心の発達に大きく貢献します。美しい絵と共にある物語は、子供の想像力を掻き立て、豊かな感性を育みます。
また、 登場人物の行動や感情を通して、善悪や正しさ、友情や愛情といった、道徳的な価値観を学ぶ ことができます。


言葉の発達と適切な取り組み

発語を促すポイント

子供の話す言葉をまねる

子供が「まま」と言えば、「ままだよ」と返してあげる。
そうすることで子供も自分の発する言葉と対象物の名称が次第にリンクしていきます。

この「オウム返し」と呼ばれるコミュニケーション方法は、赤ちゃんは自分で発した言葉が通じた喜びを感じ、もっと言葉を話そうという意欲を高めることができます。

赤ちゃん言葉を使わない

子供が犬を見て、「わんわん」と話したとしても、「そうだね、犬だね」とやさしく教えてあげましょう。
決して否定するのではなく、たくさん話せるよう、受け止めてあげて、そのうえで、正しい名称を教えてあげる ことが大切です。

赤ちゃん言葉は、一見可愛らしく、子供とのコミュニケーションを円滑にするように思えます。しかし、子供は正しい言葉を覚えるために、大人の話す言葉を模倣しています。
赤ちゃん言葉ばかり使っていると、正しい発音を覚えるのが遅くなったり、言葉の発達を阻害する可能性 もあるのです。

発語を促すポイント

ゆっくり、はっきり、笑顔で

フラッシュカードの取り組みなどは、スピードを意識することが大事ですが、 絵本などの読み聞かせは、ゆっくり、はっきり、そして、笑顔で取り組んであげましょう。 子供が落ち着いて、楽しく取り組めることが大事です。

普段、子供に話しかけるときも、ゆっくりと、はっきりとした口調を心がけましょう。早口で話しかけられるよりも、ゆっくりと話しかけられる方が、子供は言葉を理解しやすいためです。

また、やさしい笑顔で話しかけることも大切です。 やさしい笑顔は、子供に安心感を与え、言葉への興味関心を高めます。

実物があれば、実物を見せてあげる

フラッシュカードの取り組みなどで、「りんご」を教えてあげる場合、実際の「りんご」があれば、それを見せてあげることで、フラッシュカードと実物が子供の中でリンクしていきます。
そうすることで、 身近にあるいろいろなものに興味を持ち始め、自ら「あれは、なに?」と聞いてくるようになります。

五感をフル活用することで、 言葉は単なる記号ではなく、具体的なイメージを伴ったものとして、子供の脳に刻まれていきます。

七田式カードフラッシュおためしセット

フラッシュカードの取り組みに興味はあるけど、まず試してみたい。
フラッシュカードを子供が気に入ってくれたら、本格的にやってみたい。
七田式を始めたいけど、何から取り組めばいいのかわからない、
という方には、はじめてのフラッシュカードに最適な教材『七田式カードフラッシュおためしセット』がピッタリです。

「フラッシュカードって、本当に効果があるの?」
「うちの子に、あっているか試してから始めたい」

そんな疑問や不安をお持ちの親御さんは、ぜひ一度お試しください。

このセットは、初めてフラッシュカードに取り組む方でも安心して始められるよう、厳選されたカードと解説書がセットになっています。

実際にカードを手に取って子供の反応を見ながら試せるので、安心して取り組むことができます。

七田式カードフラッシュおためしセット

七田式カードフラッシュおためしセット

  • 0~5歳のお子さまにおすすめ
  • 通常版の9日分が体験できる
  • お子さまにとって身近なものの絵カードを収録
  • 誰でも簡単にフラッシュ出来る、補助台付き

2,800円(税込)

商品についてはこちら

「フラッシュカード」は、七田式教育の“必須教材”

七田式が始まって以来、大切にしている取り組みが「カードフラッシュ」です。
七田式において、フラッシュカードは単なる言葉の学習ツールではありません。子供の脳を活性化し、潜在能力を引き出すための重要なカギととなる取り組みです。

0~6歳までは人間の脳が最も成長する“黄金期”。この時期に、高速・大量のカードフラッシュによるインプットを行うことで、“右脳”を活性化し、

  • 物事を写真のように記憶できる「記憶力」
  • コンピューターのような「計算力」
  • 著名な芸術家のような「イメージ力」

などの、子供が本来持つすばらしい能力を最大限引き出すことができます。

語彙力が身につく

絵カードのフラッシュによって、多くの言葉をインプットし、豊かな語彙を身につけることができます。

フラッシュカードは、言葉のインプットに非常に効果的なツールです。 カラフルな絵と文字が組み合わさったカードを高速で見せることで、視覚と聴覚の両方から刺激を与え、効率的に言葉を覚えることができます。

また、七田式のフラッシュカードには、日常生活で使う基本的な言葉から、抽象的な概念を表す言葉まで、幅広い語彙が収録されています。

毎日、楽しくフラッシュカードに取り組むことで、自然と豊富な語彙を身につけることができるでしょう。

まとめ

この記事では、子供の発語について、その発達段階と、各段階に合わせた取り組み方、そして発語を促すためのポイントを、七田式の観点から解説しました。

子供は、それぞれ自分のペースで成長していきます。発語の遅れが気になることもあるかもしれませんが、焦らず、子供のペースに合わせて、愛情を込めて言葉のシャワーを浴びせてあげることが大切です。

そして、語りかけや絵本を通して、言葉の楽しさ、面白さを伝えていきましょう。
親子の温かいコミュニケーションの中で、赤ちゃんの言葉は、日に日に豊かなものになっていくでしょう。

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