商品について
»驚くほど身近な「危険な油」。トランス脂肪酸のすべてがわかる
摂る油の質が、細胞の質を大きく左右します。
1個の細胞は、主に脂質でできた膜で覆われています。また、核やミトコンドリアなど、細胞の中にはさまざまな小器官が備わっていますが、 それらもやはり脂質の膜で覆われており、栄養素や物質のやりとりなど、実に多彩な役割を担っています。
ここで重要になってくるのが「油の質」です。
アメリカの研究チームは、トランス脂肪酸が人の性格を変えてしまい、怒りっぽくなったり興奮しやすくなったりすることを明らかにしています。
トランス脂肪酸の摂取量が多いほど、攻撃性や興奮性が高まっていたのです。
極めつけは、「記憶力低下」との関連性です。 トランス脂肪酸の1日摂取量が増加するごとに、思い出せる単語の数が少なくなっていたことも研究で分かっています。しかも、高齢世代よりも、若年世代のほうがこの影響が大きく表れています。
目次
第 1 章:子どもが病む社会に未来はない
・子どもを大人の基準の犠牲にしてはならない
・2~3歳までは脳のバリアも大人以上に不完全
・食品そのものも子供たちを脅かしている
・予防原則に基づいて子どもたちを守っていこう
など
第 2 章:トランス脂肪酸とさまざまな健康問題
・細胞と「油」の深い関係を知っておこう
・トランス脂肪酸が悪影響をもたらす仕組み
・市販の加工食品はトランス脂肪酸の温床
など
第 3 章:世界と日本のトランス脂肪酸事情
・トランス脂肪酸が問題視されるようになった経緯
・各国のトランス脂肪酸規制と「今なお1%超」の現実
・ゼロ表示の食品でも実際にはゼロではない!
など
第 4 章:体内の「油チェック」と改善に役立つ油のとり方
・世界が注目する「オメガ3インデックス」とは
・押さえておくべき脂質改善のポイント
・亜麻仁油のオメガ3を効果的にとるためには・・・
・赤ちゃんの脳のために、妊娠中は特に亜麻仁油を
など
第 5 章:子どもたちと一緒に取り入れたい食習慣
・パンを主食にするのは今日からやめよう
・糖尿病の原因は糖ではなく「脂肪のとりすぎ」
・玄米ご飯は「噛むトレーニング」にも最適
・子どもたちの心と体を蝕むパン&牛乳の組み合わせ
など
第 6 章:家族みんなで実践したい生活習慣
・家族みんなで「空腹」の日常を取り戻す
・高齢者だけでなく子どもにも広がる「ロコモ」
・除菌グッズや抗菌グッズから卒業しよう
・全身の細胞を震わせて「自然の音」に親しもう
・音楽が子どもたちにもたらすさまざまな健脳効果
など
商品仕様
- 山田豊文 著
- サイズ:四六判
- 196 ページ