どんな方におすすめ?
● 全年齢のお子さま
● 思いやりのある、優しい子供に育てたい
● 言葉を理解したり、話せるようになってほしい
● コミュニケーション能力を高めてあげたい
身につく力
»読解力
幼児期に読み聞かせをしてもらった経験の乏しいお子さまは、「読むこと」に精一杯で、「理解する」ところまで行くのに時間がかかりますが、絵本の読み聞かせを続けることで、その「理解する力」は、日々、少しずつ鍛えられていきます。
この時、「読むこと」は、親御さまがしてくれるので、お子さまは、理解することに集中することができます。
ストーリーが絵で表現されていない場面でも、頭の中に、その情景が浮かぶようになってくるのです。その繰り返しが、「読んで、理解する力」を育てるのです。
»読書力
「親の一番の役目は、子供を本好きに育てること」七田式の創始者、七田眞は、かつてこう言いました。
読書が、子供の知性を育み、さらには人間性、道徳心、社会性など、社会で生きていくために必要な力を養います。
ただやみくもに子供に本を読ませることを強制しても、逆に子供が嫌がり、本を嫌いになってしまうこともあります。
子供が自ら本を読みたくなる気持ちにさせてあげることが重要なのです。そのためには、幼いころから絵本に触れることが第一歩です。
読書が好きな子は、自分で調べ、自分で問題に立ち向かっていく力も育ちます。
これらの力は、これからの時代に求められる、社会に出てからも欠かせない能力です。
»適応力
学校や社会に適応していく力を育てます。
絵本に数多く触れることは、大事なしつけの一種です。
絵本により、道徳心や優しさが育まれ、それはやがて、社会への適応力になります。
このコースのテーマ
三人の神さまに出会える!
① 着物の神さま
絵:しまざき むつこ
桃の節供のひな祭り。着物を着せてもらったさわちゃんはご機嫌です♪でも、着物を着て走ったら、着物の神さまが落ちちゃうかも!?
② ごはんの神さま
絵:山口 マオ
ひーちゃんは、ごはんの神さまに出会いました。おひさまのいのちのエネルギーをいただきます!
③ たたみの神さま
絵:山本 祐司
りこちゃんとにこちゃんは、おばあちゃんの家でたくさんの神さまに出会います。ご先祖さまに、神棚の神さま、そして畳の神さま!
『衣食住の神さまシリーズ』には、絵本3冊とCD1枚がセットになっています。CDには作者:森 日和さんによる、京言葉の読み聞かせが聞ける、はんなりバージョントラックと、和風テイストの音楽に合わせておうちの方が読み聞かせができる、BGMのみのトラックが収録されています。京言葉の美しい響きや、BGMによる臨場感ある読み聞かせをお楽しみください。
読み聞かせの重要性
»絵本の読み聞かせは、「金の卵を産む鶏」を育てる
「1日30分の読み聞かせは、金の卵を産む鶏を育てる」という言葉があります。
これは、読書好きな子に育てることは、「金の卵を産む鶏」に匹敵する創造的な頭を育てるという意味です。
絵本の読み聞かせを行うと、想像力や読解力が身につきます。同時に心の成長や、人間性を育む上で必要な、「親の愛情」を受け取ることができます。
「親の愛を受け取ること」、そして「感動とともに学ぶこと」が、子供の心にとって、大切な栄養になり、お子さまの心が育ちます。
»絵本の時間=子供に愛情を伝える時間
本をたくさん読んであげた子供は、語彙が豊かになり、理解力が広がり、話す内容も豊富になっていきます。
最近では、共働きの家庭も増え、子供と接する機会が少ないおうちの方も増えています。日々の忙しい生活の中で、子供に愛情を伝えるのは難しいものです。
そんな方でも、夜寝る前の20分程度は絵本の時間にあててあげるだけでも、子供にとってみれば、自分のために母親が絵本を読んでくれる時間が、愛情を強く感じることにつながり、昼間の嫌な気持ちも、寂しかった思いも、吹き飛んでしまうものです。
この教材の特徴
»和の心
和の心とは、和作法に込められた「相手を想う気持ち」やあらゆるものに「感謝する気持ち」です。日本人が古くから大切にしている「心」を感じ取れる絵本です。
和作法そのものを身につけることも大切ですが、まずは絵本で、和作法の奥に隠された、「優しさ」「思いやり」「謙虚さ」「感謝」という精神を親子で学んでいきましょう。
»幼児期に伝えておきたいテーマを厳選!
日本人が古くから大切にしている「心」を感じ取れる絵本です。
幼いころから和作法・和の精神に触れることで、周りを思いやる心を育てることができるでしょう。
お子さまに伝えたい「和の心」を3冊の絵本にしています。伝えることが難しい年ごろであるからこそ、絵本を使ってお子さまに楽しく伝えてあげましょう。
»話し言葉中心だから、読みやすく、伝わる!
絵本の中で使われている文章は話し言葉が中心となっています。普段、ご家庭で話しているような口調で絵本を読んであげることができるので、親御さまが読みやすく、お子さまにも伝わりやすく作られています。
読み聞かせ“5つのポイント”
①繰り返し読む「暗記読み」
繰り返して読んだ絵本というのは、文字が読める前から、子供が暗唱してしまいます。
親の真似をして読んでいるように見えますが、文字を読んでいるわけではないのです。しかし、これは、きちんと文字が読めるようになる前に通るステップなので、非常に大事なことです。
暗記読みの段階を経ると、拾い読みの段階に移ります。
拾い読みができるようになると、スムーズには読めないものの、次第に理解できるようになり、文字から単語が読み取れるようになっていきます。
②できるだけ早い時期から
子供に絵本を読んであげることは、できるだけお子さまの年齢が小さい時期から始めましょう。
できれば、お母さんのお腹の中にいる時(妊娠5か月くらい)から、読み聞かせるとよいでしょう。
何かを教え込むためではなく、絵本読みをとおして、母と子の心を通い合わせ、心の絆を育てることが、主な目的です。
③読む時間の目安は「20~30分」
お手伝いや食事のマナーなど生活の基礎から、お友達とのコミュニケーションなどの社会性まで、親として幼児期に伝えておきたいことを厳選して絵本にしています。
伝えることが難しい年ごろであるからこそ、絵本を使ってお子さまに楽しく伝えてあげましょう。
④できるだけ毎日読んであげる
毎日というのはなかなか難しいかもしれませんが、なるべく親が心がけて子供にたくさん本を読み、子供を本好きに育ててあげましょう。
子供を本好きにする秘訣は、子供に本を読ませることよりも、お母さんが毎日子供の寝かしつけに、必ず本を読んであげることです。
幼児が覚えられるようにやさしくかかれた絵本を、繰り返し読んで聞かせるといったやり方がおすすめです。
⑤子供に読みたい絵本を選ばせる
読み聞かせをする絵本の選び方ですが、子供自身に読みたい絵本を選ばせて持って来させるほうが、集中して聞くものです。
子供が喜ぶ絵本、自分で「読んで、読んで」と持って来る絵本は、何回でも読んで聞かせましょう。
毎日、同じ本であっても、本人が飽きて退屈するようでなければ、問題はありません。
一方で、新しい本を加えていくことも大切です。絵本は、一冊の本を繰り返し読むこと、できるだけたくさんの本を読むことの両方を上手く進めていきましょう。
お客様のお声
◎ 七五三の前に『着物の神さま』を読みました。
娘が今年3歳になり七五三に行く前に読みました。娘に着せる着物は私も着てお参りに行った思い出のある着物です。思い入れのある着物を娘にも大切にして欲しいと思い、読み聞かせをしました。七五三当日に着物を着た娘から「神さまも一緒だね!」と言ったときに私の想いが届いていること、娘の成長に感動しました。どんなことにも感謝を忘れず、優しい娘に成長することを楽しみにしています。
本郷さま/3歳児 お母さま
◎ この本を読んで食への興味が出てきたようです。
この絵本を読むようになって、息子の食への興味が出てきたようです。息子は食が細く、好き嫌いも激しく私自身も悩んでいました。そんな時にこの本に出会い、息子へ読み聞かせをしました。すると本人の食べものや食事の意識が変わったようで「これにも神さまいるのかな?」と今まで食べなかったものにもチャレンジしてくれるようになりました。最近では食事のお手伝いもしてくれるようになりました。
竹内さま/2歳児 お母さま
商品仕様
- 対象年齢:全年齢
- 絵本3冊
- B5判
- 各20ページ
- CD1枚(京言葉での読み聞かせ&BGM)約25分
- 商品番号:119080