どんな方におすすめ?
● 1~5歳のお子さま
● 「どっちが多い?」「どっちが少ない?」と聞くと答えられるようになってほしい
● 「いっぱい・半分・空」の違いを理解したい
● 身近な単位と意味を理解したい
身につく力
» 量の概念を学ぶ
「たくさん」「少し」「いっぱい」「空っぽ」を理解します。
» 量を選択できる
「半分」「どっちが多い」「どっちが少ない」を理解します。
» 単位を学ぶ
身近なものの数え方や単位を学びます。
幼児の10の基礎概念とは
» 基礎概念は、学習の土台
就学前に身につけておきたい基本的な概念は、全部で10種類あります。「色」「形」「量」「空間認識」「比較」「順序」「時」「お金」の10種類の概念は、高度な学習を積み上げる前に必要な土台となります。幼児の10の基礎概念がしっかりと身についていないまま、プリント学習を進めてしまうと、わからない問題が出てきたり、説明が伝わりづらいケースが出てきます。
日常生活の言葉がけでは、お子さまに身につく基礎概念にばらつきが出てしまうので、「幼児の基礎概念シリーズ」を活用して、学習の苦手意識を予防しましょう。
» 幼児期の理解のステップ
ステップ①弁別
弁別とは、知的発達の第一歩で、「これは赤色」「これは四角」というように、物の名前と用途を認識することです。
ステップ②対応
対応とは、「これとこれは赤色で同じ」「これとこれは三角で同じ」というように、同じもの、一緒なものがわかることです。
ステップ③分類
分類とは、2つのものを見て「同じではない」「違う」という概念を理解することと、複数のものの中で「これは違う種類」というのがわかることです。(例:「違う形でも、同じ種類」⇒りんご、バナナ、みかん、ぶどう)
使い方
① カードフラッシュで「多少」をインプット
絵カードを1枚1秒から1.5秒くらいのスピードで、裏面の日本語を読み上げながらフラッシュします。「たくさん」と「少し」のカードが交互になるようにフラッシュしましょう。
② カード渡し
「たくさんの蜂蜜をどうぞ」と言いながら、1枚ずつお子さまにカードを渡しましょう。
③ どっち遊び
1対の「たくさん」「少し」のカードを並べて、「たくさんなのはどっち?」と聞いてカードを取らせましょう。
④ 「いっぱい・半分・空」を学ぶ
①~③ができたら、同じように、「いっぱい・半分・空」を学びましょう。
⑤ 量を表す単位を学ぶ
単位のカードをフラッシュして、家の中のメジャー、軽量カップ、はかりなどを使って、実物で体験させましょう。
商品のQ&A
Q. 必ず取り組みガイドに載っている方法で取り組まないといけないのですか?
A. 参考にしていただき、お子さまに合わせてアレンジしましょう。幼児教育の取り組みで大切なことは、お子さまが楽しく取り組んでいるかどうかです。オリジナルの取り組みを追加して、お子さまがより楽しむことができれば、基礎概念の習得がよりスムーズになります。
Q. 「量セット」だけで、量の概念を理解させられますか?
A. 本教材で、量の基本的な概念は習得できます。生活の中でも、おうちの方が意識的に、物の量を見せて言葉がけをすると理解が深まります。
商品仕様
- 対象年齢:1~5歳のお子さま
- 多少カード16枚/単位カード17枚
- 商品番号:123645